偽アルドステロン症、 ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり 感やこわばりに加えて、脱力感、 筋肉痛があらわれ、徐々に強く なる。 3


◆風痺(風邪が原因の痛み)は遊走性の痛み。湿痺(湿邪が原因の痛み)は重だるい固定痛。寒痺(寒邪が原因の痛み)は冷えると悪化し、痛みが強いという特徴がある。疎経活血湯は風に加えて寒湿の病邪をも除去して、血行を促進し、血液の栄養を補うことから、言わば痺証のオールマイティ薬。


医療用とされている疎経活血湯としては「ツムラ疎経活血湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は121.50円で1包(2.5g)あたり40.5円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは1093.5円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)



◆この処方は四物湯に桃仁・牛膝(ごしつ)を加え、血の巡りを改善する作用を強化したもの。さらに祛風湿薬(風邪や湿邪を追い払う薬)と利水薬(水の偏在を治す薬)が配合される特徴をもつ。

関節痛、神経痛、腰痛、筋肉痛。 · 用法・用量(添付文書全文)

疎経活血湯は処方名にもあるように、経絡の流れを改善し、血の働きを活発にするという処方。血行を良くして痛みや痺れなどを改善する痺証のファーストチョイスである。 外部から病の原因(風邪(ふうじゃ)・湿邪・寒邪など)が侵入することによって経絡が塞がり痛む場合や、瘀血や血虚で痛む場合に用いられる。

その内訳は、当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、地黄(じおう)という四物湯(しもつとう)の構成生薬に駆瘀血作用のある桃仁(とうにん)を加え、利水作用のある蒼朮(そうじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、防已(ぼうい)、牛膝(ごしつ)、威霊仙(いれいせん)、辛温発表薬である羌活(きょうかつ)、生姜(しょうきょう)、白芷(びゃくし)、去風薬である防風(ぼうふう)、清熱薬である竜胆(りゅうたん)、気の巡りをよくする行気薬である陳皮(ちんぴ)や全体を調和させる甘草(かんぞう)が配合されており、「血」を補い、巡らせ、また過剰な「水(湿)」を取り去り、痛みを発散させるといった作用が読み取れます。「疎経」=「経脈を通す」と「活血」=「血を活性化する」というように、処方名がその作用を表しています。

主薬で祛風湿の防風(ボウフウ)・防已(ボウイ)・和羗活(ワキョウカツ)・威霊仙(イレイセン)・白芷(ビャクシ)が筋肉や関節の痺れ・痛みを去り、蒼朮(ソウジュツ)・茯苓(ブクリョウ)の利水作用で浮腫を除き、活血化瘀の桃仁(トウニン)・牛膝(ゴシツ)で血行を促進し、祛風湿薬の鎮痛作用を助ける。清熱化湿の竜胆(リュウタン)は消炎・鎮痛に働き、補血行血の四物湯で神経・筋肉を滋養して機能の回復を助け、血行を促進する。また、芍薬・甘草(カンゾウ)が筋肉の痙攣を緩めて、陳皮(チンピ)・生姜(ショウキョウ)・甘草で消化力を強めて他薬の吸収をよくする。

腰から脚にかけての筋肉痛、関節痛、神経痛に使われる漢方薬です。多湿や寒冷などによって悪化するケースや瘀血(末梢循環障害)のある方に良いと言われています。筋の「経脈」(血や水の通り道)を疎し(とおし)、血の巡りをよくするというところから名付けられました。
出典は中国・明代の万病回春(マンビョウカイシュン)です


太虎堂の疎経活血湯エキス顆粒 | くすりのしおり : 患者向け情報

今回ご紹介する処方は、疎経活血湯(そけいかっけつとう)です。
本方は、腰痛や坐骨神経痛など、関節痛や筋肉痛、神経痛などの痛みに用いられており、構成生薬は非常に多く、実に17種を数えます。