代表的なステロイド外用薬の名称と強さについて下にお示しします


*例外的に「ストロンゲストクラス」のステロイド外用剤(例 デルモベート軟膏:クロベタゾールプロピオン酸エステル軟膏)を1日5g以上使用すると、体質によっては全身的な副作用がでてしまう可能性があります。めったにありませんが、重症の皮膚疾患などに対しこのような処方をせざるを得ない場合、医師も慎重に経過をみさせていただきます。


ステロイドをぬっているところにニキビのような丘疹(プツプツ)や、とびひのような水疱・びらん(ただれやジュクジュクした発疹)、皮膚の萎縮や血管拡張が生じた場合、早めに再診し医師にご相談ください。

ステロイド(副腎皮質ホルモン)軟膏をすり傷などに使うと、傷の修復が遅れたり、細菌感染を起こす可能性があるので使わないでください。

ステロイド外用薬は、作用する強さによって5段階に分類されています。

副作用が心配などの理由で少量しか外用してないと、ステロイドの効果が出ず病気がなかなか治りません。そのため、かえって長期間ステロイドを使用することになってしまいます。当院のブログ「正しい薬のぬり方」などを参考に、しっかり適正量をぬりましょう。

ステロイドは前述のような高い抗炎症作用がある一方、様々な副作用が起こる可能性もあります。以下に代表的なステロイドの副作用を、皮膚症状と全身症状に分けて示します。

眼軟膏と普通の皮膚に使う軟膏の違いは、基剤に純度の高いワセリン(プロペト)を使っているかと、製造工程の最後に加熱滅菌をしているかの2点とされています。あえて皮膚の軟膏を目に入れるようなことをしなければ問題は起こしません。
薬の能書書きには、白内障などの合併症も記載されていますが、重症のアトピー性皮膚炎の患者さんでは以前から白内障が生じることが知られております。ステロイド外用が広く使われるようになってからもその発生率の変化はなく、現在では目を擦ったり叩いたりすることや、皮膚自体の炎症が悪化することが白内障の原因と考えられています。

ステロイド系の薬には様々な効能がありますが、最も重要なものは抗炎症作用です。例えばアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患では皮膚で過剰な炎症が起こっており、赤いただれや痒みの原因となります。ステロイドはこの過剰な炎症を抑えることで、症状を改善させます。


・本邦ではステロイド外用剤は強さに応じて、5つのランクに分類される

ステロイド外用剤の副作用は、副作用を理解し医師の管理の下で適切に使用していればそれ程恐れるものではありません。逆にステロイドを使わないで治そうとすると、完治せずに色素沈着が残ったり、小児の場合アレルギーが増えたりなどのデメリットも存在します。使うのがご不安な場合は診察時にご相談下さい。

ステロイドの塗り薬については、「」「」も参考になさってください。

糖尿病や高血圧、骨粗鬆症、胃潰瘍、満月様顔貌(ムーンフェイス)、肥満といった全身の病気や容姿に関係するものはステロイドの飲み薬や注射を長期に使った時の副作用です。また、全身の免疫力の低下や感染症にかかりやすくなるのも同様です。これらの副作用がステロイド外用剤で起こるとは考えにくいものです。

これをみて「ステロイド=恐ろしいもの」と感じてしまう方も多いと思います。しかし、。。

そのうえで、「他の皮膚病で処方されるステロイドは有効なの?」「ステロイドをヘルペスに使用した場合はどうなるの?」といった疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

「ステロイドによる全身的な副作用」は外用剤ではほとんど出ません。

・皮膚萎縮
・毛細血管拡張(特に顔に起きやすい)
・酒さ様皮膚炎、口囲皮膚炎、ステロイド紅潮
・乾皮症、多毛、色素脱出、創傷治癒遅延
・感染症の誘発、悪化(毛のう炎、体部白癪、単純ヘルペスなど)
・緑内障(目に軟膏が入る場合)

そのため、ステロイドを皮膚に使用する場合と目的・効果が異なるといえるでしょう。

以下の副作用を知った上で、必要な時にはきちんとステロイドを使用し、漫然とは使用せず、良くなった後はステロイド以外の薬や治療法に切り替えていくのが肝要です。

ステロイドの内服は免疫力を抑制してしまうため、ヘルペスを再発することがあります。

そこで、本記事では、ヘルペスウイルスの概要にふれたうえで、ヘルペスにステロイドが効果を発揮するのかどうか解説していきます。

以下に代表的なステロイド外用薬の名称と、そのランクを示します。

5)シャンプー:コムクロシャンプーは最強のステロイド外用剤が含まれるシャンプーです(洗い流すために最強でも大丈夫です)。通常のシャンプーと異なり、洗ったあと15分間待ってもらい洗い流す必要があります。少し時間がかかりますが、頭全体に均一に薬が行き渡るメリットもあります。

ステロイド外用薬(塗り薬)とは?効果や強さ、副作用などを解説

4)テープ:硬いシコリやケロイドなどは単純にぬるだけでは改善が乏しいため、テープ剤を使ってステロイドの吸収を高めます。元々軟膏をつけた後にサランラップをを使ってぬり薬の吸収を高めていましたが、テープ剤の方が便利です。テープ剤にはドレニゾンテープとエクラープラスターの2つあり、後者の方が強いステロイドが含有されています。

ステロイド外用剤は薬効成分としてステロイドを配合した湿疹・皮膚炎の治療などに ..

ステロイド外用剤の副作用がでているのに、蔓延とステロイド外用療法を続けている方をおみかけします。

ステロイド外用薬の種類 / アトピー性皮膚炎!かゆみをやっつけよう!

インターネットの普及により様々な情報が得られるようになった反面、ステロイド外用剤に関する根拠のない情報も多く、ステロイド外用剤の使用に不安を感じる人も少なくありません。ステロイド忌避に至った経緯やその背景を把握することが大切です。ステロイド外用剤のどのような点に不安や不信感があるのかを共有し、誤った情報の間違っている点やステロイド外用剤に関する正しい情報・知識を説明することが有用です。適切な使用により良好なコントロールが得られれば、ステロイド外用剤の使用量や頻度が減少し、不安が解消され、患者さん本人や保護者の外用療法への自信につながります。
皮膚科医と薬剤師が協力して、患者さんとその保護者を対象に毎週アトピー教室を開催している医療機関もあります10)。疾患、治療方針、外用薬などを中心に説明し、外用薬の塗布の実地も行われています。このような教室が全国に広がり、ステロイド外用剤の正しい理解につながることが期待されます。

かゆみをやっつけよう 強いかゆみがあるときの外用療法(ステロイド外用薬やプロトピック軟膏を ステロイド外用薬の種類


妊婦さんが病院にかかるときまず心配されるのがお薬を使って大丈夫なのかということです一般的にステロイド剤は皮膚から吸収される量は極少量であり、ご自身の副腎からでる内因性steroidに比べても、はるかに少ないため。逆にお薬を使わずに皮疹が悪化して痒みがでた場合に起こる不眠やストレスの方がかえって悪影響が心配されます。
一方、妊娠3,4ヶ月までの器官形成期までを過ぎるまでは内服薬はなるべく避けた方が良いと考えられています。皮膚科では痒み止め(抗アレルギー剤)がよく処方されますが、内服を用いるよりもまず、ステロイド外を用いた方が安全性が高いと考えられます。

軽微:ステロイドを含まない外用薬(ワセリン、尿素軟膏、ヘパリン類似物質含有軟膏、亜鉛華軟膏、親水軟膏など)

多くの方はステロイド外用剤の副作用の説明もなされないまま使用されている方です。

ステロイド外用薬(塗り薬)とは?効果や強さ、副作用などを解説


塗布剤が皮膚に沈着することはありません。一部の脱ステを唱える医師たちが自分たちの正当性を理論武装するために作った根拠のない仮説であると考えられます。アトピ-性皮膚炎などで皮疹が慢性化して硬くなったりぶつぶつする状態、もしくは症状が寛解したあとにもぶつぶつが残ってしまう様子をみて、そのように考えたのかもしれません。
皮膚に塗布したのちに、種類にも寄りますがすると考えられています。外用は症状が寛解したあとも週2,3回程度塗布を行うだけでも新たな湿疹を抑制する効果があることが分かっています(プロアクティブ療法)が、塗布後1~2日間は効果が少しずつ持続するからなんですね。
もしステロイドが皮膚に沈着するのであれば、もっと塗布の間隔をあけても効果があるはずですが実際はあまり外用をサボってしまうとまた、ぶつぶつや痒みが出てきてしまいます。余程皮疹が落ち着いても週2,3回程度は使っていないと悪くなるのは当然なんですね。

[PDF] 3. 副腎皮質ステロイド剤(外用薬)のランク分類と副作用・使用方法

プロアクティブ療法は、再燃をよく繰り返す皮疹に対して、急性期の治療により速やかに炎症を軽減し寛解導入した後に、保湿剤によるスキンケアに加え、ステロイド外用剤などの抗炎症外用剤を定期的に(週2回など)塗布し、寛解状態を維持する治療法をいいます8)
アトピー性皮膚炎では炎症が軽快して一見正常に見える皮膚も、組織学的には炎症細胞が残存しており、再び炎症を引き起こしやすい状態にあります。この潜在的な炎症をステロイド外用剤などの抗炎症外用剤によるプロアクティブ療法を行うことによって、炎症の再燃を予防できることが多いとされています9)。抗炎症外用剤の連日塗布からプロアクティブ療法への移行は、皮膚炎が十分に改善した状態で行われることが重要で、塗布範囲、連日塗布から間歇塗布への移行時期、終了時期などについては、個々の症例に応じた対応が必要です。
ガイドラインの内容を理解したうえで、医師から具体的な指導を受けていないかを患者さんに確認し、服薬指導に反映させ、服薬フォローを行っていくことも大切です。服薬により効果を実感してもらい、患者さん自身が皮膚の状態を観察しながら適切な使用ができるようになることが望ましいでしょう。