医療用医薬品 : 小柴胡湯 ; <慢性肝炎における肝機能障害の改善>
慢性肝炎や慢性胃腸障害、感冒など幅広く使われている漢方薬です。7種類の生薬より構成されており柴胡を主薬としています。同様に 柴胡を主薬として8種類の生薬により構成されている大柴胡湯があり名称に大小の違いがあります。一般に症状が「激しいか緩和か」、「実証か虚証か」により相対する処方に大小の名が冠されており、小柴胡湯が大柴胡湯よりも症状が緩和で虚証の傾向の者に用いられることを表しています。
熱を取る生薬や胃腸機能を改善する生薬、気の巡りを整える生薬で構成されています。
出典は張仲景(チョウチュウケイ)が著した傷寒論(ショウカンロン)、金匱要略(キンキヨウリャク)です。
次の症状のいくつかある方は、小柴胡湯が良く効く可能性が大きいです。
発病後5日以上経過した感冒患者でかつ年齢は25才以上75才以下、口内不快(口の苦み、口の粘り、味覚の変化)、食欲不振、倦怠感のいずれかを伴う感冒患者250例を対象に、二重盲検ランダム化比較試験を実施しました1)。投与期間は1週間以内で全般的な改善度や症状別改善度、安全性を評価しました。全般改善度はプラセボ群と比較し小柴胡湯投与群で優れ、投与3-4日後では咽頭痛、倦怠感、投与終了時には痰の切れ、食欲、関節痛・筋肉痛の項目でプラセボ群と比較し小柴胡湯投与群が有意に優れていました。
オースギ小柴胡湯エキスG | くすりのしおり : 患者向け情報
「小柴胡湯」は,漢方の原典である『傷寒論』,『金匱要略』に記載されている漢方薬で,「かぜ」をひいてから数日たち少しこじらせてしまい,熱がでたり寒気がする,わき腹からみぞおちにかけてなんとなく重苦しい,食欲不振,はきけがするといった症状を伴う「かぜの後期」に用いられるほか,「胃炎」,「胃腸虚弱」,「疲労感」にも用いられています。
『ツムラ漢方小柴胡湯エキス顆粒』は,「小柴胡湯」から抽出したエキスより製した服用しやすい顆粒です。
A:小柴胡湯の証(しょう)は「体力中等度で上腹部がはって苦しく、舌苔(ぜったい)を生じ、口中不快、食欲不振、ときに微熱、悪心などがある場合」ですが、 証とは関係なくても、肝機能障害や慢性胃腸障害に広く使われている漢方薬です。生産最高時の92年は生産額445億円で、全漢方薬中の24%を占めるほど でした。
91年ころから小柴胡湯の副作用による間質性肺炎が報告され、注意が喚起されました。その後も副作用報告がなくならず、94年にはインターフェロンとの併 用が禁止されています。それでもなお間質性肺炎になって死亡するケースもありました 肺炎は一般に細菌感染でおこり、肺胞に炎症をおこしますが、間質性肺炎は薬剤などによって、肺胞だけでなく末端の気管支までまきこんだ慢性炎症です。
小柴胡湯の間質性肺炎の発生はアレルギー作用によると考えられており、他の漢方薬でもおこっていす。報告があるのは大柴胡湯(だいさいことう)、半夏瀉心 湯(はんげしゃしんとう)、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)、清肺湯、柴苓湯(さいれいとう)などです。また、慢性肝炎に効くからと証に関係なく誰にで も小柴胡湯を使いすぎていることも原因のひとつであると主張する漢方医もいます。小柴胡湯による間質性肺炎を生じるのは2万5千人に1人であり、他の西洋 薬にくらべ頻度は少ないものです。いずれにしても、これらの薬剤服用中に発熱、乾いた咳、呼吸困難が現れたらすぐに医師や薬剤師に相談しましょう。
効能効果は1.体力中等度で上腹部がはって苦しく、舌苔を生 じ、口中不快、食欲不振、時により微熱、悪心などのあるものの次の諸症: 諸種の急性熱性病、肺炎、気管支炎、気管支喘息、 感冒、リンパ腺炎、慢性胃腸障害、産後回復不全 2.慢性肝炎における肝機能障害の改善です。
Q:以前、「漢方薬『小柴胡湯』の副作用で死亡者」という報道がありました。漢方薬でも死にいたるなんて、こわいなあと思ったのですが…。
かぜに使われる漢方薬~葛根湯、小柴胡湯、柴胡桂枝湯~の使い分け
肺炎の急性期では、1週間は少なくとも4時間ごとの投与が必要となります。最近では、新型コロナウイルス感染症による肺炎にも用いられています。ただし、インターフェロン製剤を投与中の人、肝硬変や肝がんの人、慢性肝炎で血小板数が10万/mm3以下の人(肝硬変が疑われる)への投与は間質性肺炎などの重篤な副作用が出るおそれがあるため、禁忌となっています。
【心療内科薬紹介】「小柴胡湯とはどういう漢方ですか?」【漢方】
成人の場合、1日合計7.5gを2~3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお用量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。
(1)慢性肝炎における肝機能障害で小柴胡湯を投与中は、血小板数の変化に注 ..
重大な副作用として間質性肺炎、偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害、黄疸が報告されています。その他、過敏症(発疹、掻痒、蕁麻疹等)、消化器症状(便秘、食欲不振、胃部不快感、嘔吐、悪心、腹痛、下痢等)、泌尿器(血尿、残尿感、膀胱炎、頻尿、排尿痛)が報告されています。服用していつもと体調が違うようでしたら服用を中止し、医師へ相談してください。また、使用経験が少ないため、小児に対する安全性は確立していないと添付文書では記載されています。用量については医師の指示に従ってください。
力湧仙は、漢方治療の古典の一つである「傷寒論」に収載されている本来は煎じて服用する小柴胡湯
●小柴胡湯は、かぜなどの急性の熱病がやや進行した状態をいう「少陽病」の代表薬とされています。この時期に肋骨の下やわきに圧痛があれば、小柴胡湯で病因を解毒し中和します。
●吐き気がして、口が苦く、食欲のない人の胃腸病に使用します。また、風邪で食欲不振、口が苦くのどが渇く人にもよく使用されます。食欲不振、はきけの漢方薬です。
●ツムラ小柴胡湯エキス顆粒(医療用)は、炎症を改善する一面と、胃の症状をやわらげる面がありますので、風邪の後期や、胃部あるいは胸や脇腹がつかえ、食がすすまず、時には吐き気がある、といった方に効果があります。
●主として解熱、消炎、止嘔の効果を持ち、亜急性、慢性炎症性疾患に広く用いられます。
●呼吸器が弱く、すぐ風邪をひく、風邪をひくとなかなか治らない。食欲不振と疲労感のある小児の体質改善に用います。
●中期のかぜ以外に、中耳炎、気管支炎、肝炎、胃腸障害、胆嚢炎、腎炎など、上半身の慢性の病気全般にも使われる応用範囲の広い漢方薬です。子どもの扁桃炎やアデノイドにも効果があります。
●ツムラ 小柴胡湯 エキス顆粒(医療用)は、漢方の古典「傷寒論」(しょうかんろん)、「金匱要略」(きんきようりゃく)(いずれも後漢時代)収載の処方に基づいて作られたエキスを、飲みやすく顆粒剤としたものです。
●小柴胡湯は柴胡を主薬とする柴胡剤の1つで、7種類の生薬からなります。一方、大柴胡湯は8種類の生薬で構成され、適応面でも体力の充実したものに用います。大柴胡湯に比べれば、それよりもやや体力の低下したものに用いられることから、小柴胡湯と名付けられたといわれています。
●はきけ、むかつきがあり、食欲もあまりなく、胸脇部がつかえて。疲れやすい場合に使用します。
肝 機 能 障 害 : 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 ..
小柴胡湯(しょうさいことう)は、かつて肝炎や肝機能障害、肝がんの予防などに用いられていましたが、現在では抗ウイルス薬などの西洋薬で治療が可能になったため、肺や気管支の炎症、脳血管障害に伴うものをはじめとする脳に起こる炎症の治療薬として用いられることが多くなりました。
大黄による腸の刺激作用と、芒硝による腸の中の水分量を増やす作用がある漢方薬です。 高齢者向け
西暦250年 三国時代 『傷寒論』 by校訂 六経によって急性熱病を識別し、治療する方法について説明している。→処方使用期間:1767年間
効果・効能 · 諸種の急性熱性病 · 肺炎 · 気管支炎 · 気管支喘息 · 感冒 · リンパ腺炎 · 慢性胃腸障害 · 産後回復不全.
小柴胡湯は、柴胡(さいこ)、黄芩(おうごん)、半夏(はんげ)、人参(にんじん)、大棗(たいそう)、甘草(かんぞう)、生姜(しょうきょう)の7つの生薬から構成されています。古典によれば、感染症などの外感病が少し進行し、徐々に身体の内部にまで達してきた時期に用いるとされ、そういう「少陽病期(しょうようびょうき)」に欠かせない処方として知られています。
食欲不振、みぞおちが詰まった感じ、吐き気、胃炎、胃弱、風邪の後期
「小柴胡湯」は、体力が中くらいで、肋骨の下あたりが張って苦しく(胸脇苦満(きょうきょうくまん))、口の中の不快感などがある人の食欲不振、吐き気、倦怠感に用いる薬とされています。
具体的には、かぜがこじれて長引いたとき、胃腸虚弱、食欲不振、疲労感などに広く用いられています。
サイコサポニン: 強力な抗炎症作用があり、胸部や上腹部の炎症性疾患に特に効果的です。 効果のある症状
医療用とされている小柴胡湯としては「ツムラ小柴胡湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は220.50円で1包(2.5g)あたり73.5円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは1984.5円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)
前回の抑肝散解説で柴胡(サイコ)という生薬が登場しました。 柴胡+釣藤鈎は緊張をほぐす作用がありましたが、柴胡.
患者さん自身が「わき腹からみぞおちにかけて、なんとなく重苦しい感じがする」とか、腹診で「肋骨の下を押したところ、張っている感じがする」という状態を「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」と呼びますが、それがまさに小柴胡湯を用いるサインとされます。
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体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく(いわゆる「胸脇苦満(きょうきょうくまん)」 )、食欲不振や口の苦味があり、舌に白苔がつくものの、食欲不振、はきけ、胃炎、胃腸虚弱、かぜの後期の諸症状などに適用されます。本処方は、柴胡と黄芩を中心に構成される柴胡剤の基本処方です。柴胡は熱や気を散らす作用が期待され、黄芩も同様に熱を取り去る働きがあるといわれています。半夏は嘔吐を鎮め、人参、大棗、生姜、甘草には精気を補い、弱った胃腸機能を高める働きがあるとされています。小柴胡湯は、肝硬変・肝臓がんの場合やインターフェロン製剤との併用は禁忌とされています。