防風通聖散エキス顆粒 【通信販売専売品】 | 明治薬品(株)商品情報


医療用とされている防風通聖散としては「ツムラ防風通聖散エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は103.50円で1包(2.5g)あたり34.5円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは931.5円の薬剤費となります(薬剤費のみの計算です)


皮下脂肪が多く、便秘傾向がある方の肥満症や高血圧症の随伴症状(動悸、肩こり、のぼせ)などに効果が期待できる漢方薬です。
処方名中の通聖とは「聖人が用いる」「聖人が作った」という意味で処方の価値の高さを意図的に表現したものになっています。構成生薬は18生薬と数多くある漢方薬の中でも多い処方です。
防風通聖散の出典は宣明論で中国の金・元時代の劉河間(りゅうかかん)が著したものです。18生薬から成り、主薬である防風の名を処方名に用いています。

本品2包(3.75g)中、下記の割合の防風通聖散エキス(1/2量)2.25gを含有します。

※パッケージは予告なく変更することがあります。 防風通聖散の素材 · 防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

肥満を伴う高血圧症患者107名を対象とした臨床試験では、防風通聖散の追加投与後12週で体重およびBMIの低下を確認でき、肥満に対する有効性が示唆されています。

便秘を伴う肥満症に用いられる漢方薬です。お腹まわりに脂肪が多い、いわゆる「脂肪太り」の方に適しています。食事量が多いと、体内に熱がたまりやすくなります。その熱をうまく発散できないと、便秘やふきでものなどの原因になると言われています。防風通聖散は、体を温めて熱を発散し、エネルギー消費を高めて脂肪の分解や燃焼を促すことで、便秘をともなう肥満症やふきでものなどの症状を改善します。

(重要な基本的注意)
8.1.本剤の使用にあたっては、患者の証(体質・症状)を考慮して投与すること。なお、経過を十分に観察し、症状・所見の改善が認められない場合には、継続投与を避けること。
8.2.本剤にはカンゾウが含まれているので、血清カリウム値や血圧値等に十分留意すること〔10.2、11.1.2、11.1.3参照〕。
8.3.サンシシ含有製剤の長期投与(多くは5年以上)により、大腸の色調異常、大腸浮腫、大腸びらん、大腸潰瘍、大腸狭窄を伴う腸間膜静脈硬化症があらわれるおそれがあるので、長期投与する場合にあっては、定期的にCT、大腸内視鏡等の検査を行うことが望ましい〔11.1.5参照〕。
8.4.他の漢方製剤等を併用する場合は、含有生薬の重複に注意し、ダイオウを含む製剤との併用には、特に注意すること。
8.5.ダイオウの瀉下作用には個人差が認められるので、用法及び用量に注意すること。
(特定の背景を有する患者に関する注意)
(合併症・既往歴等のある患者)
9.1.1.下痢、軟便のある患者:これらの症状が悪化するおそれがある。
9.1.2.胃腸虚弱な患者:食欲不振、胃部不快感、悪心、嘔吐、腹痛、軟便、下痢等があらわれることがある。
9.1.3.食欲不振、悪心、嘔吐のある患者:これらの症状が悪化するおそれがある。
9.1.4.病後の衰弱期、著しく体力の衰えている患者:副作用があらわれやすくなり、その症状が増強されるおそれがある。
9.1.5.発汗傾向の著しい患者:発汗過多、全身脱力感等があらわれるおそれがある。
9.1.6.狭心症、心筋梗塞等の循環器系障害のある患者、又はその既往歴のある患者:当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
9.1.7.重症高血圧症の患者:当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
9.1.8.排尿障害のある患者:当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
9.1.9.甲状腺機能亢進症の患者:当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
(腎機能障害患者)
9.2.1.高度腎障害のある患者:当該疾患及びその症状が悪化するおそれがある。
(妊婦)
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい(本剤に含まれるダイオウ(子宮収縮作用及び骨盤内臓器の充血作用)、無水ボウショウ(子宮収縮作用)により流早産の危険性がある)。
(授乳婦)
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること(本剤に含まれるダイオウ中のアントラキノン誘導体が母乳中に移行し、乳児の下痢を起こすことがある)。
(小児等)
小児等を対象とした臨床試験は実施していない。
(高齢者)
減量するなど注意すること(一般に生理機能が低下している)。
(相互作用)
10.2.併用注意:
1).マオウ含有製剤(葛根湯、小青竜湯、麻黄湯等)、エフェドリン類含有製剤(エフェドリン塩酸塩、dl-メチルエフェドリン塩酸塩、フェキソフェナジン塩酸塩・塩酸プソイドエフェドリン等)、モノアミン酸化酵素<MAO>阻害剤(セレギリン塩酸塩、ラサギリンメシル酸塩等)、甲状腺製剤(チロキシン、リオチロニン等)、カテコールアミン製剤(アドレナリン、イソプレナリン等)、キサンチン系製剤(テオフィリン、ジプロフィリン等)[不眠、発汗過多、頻脈、動悸、全身脱力感、精神興奮等があらわれやすくなるので、減量するなど慎重に投与すること(交感神経刺激作用が増強されることが考えられる)]。
2).カンゾウ含有製剤(芍薬甘草湯、補中益気湯、抑肝散等)、グリチルリチン酸及びその塩類を含有する製剤(グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・L-システイン、グリチルリチン酸一アンモニウム・グリシン・DL-メチオニン配合錠等)〔8.2、11.1.2、11.1.3参照〕[偽アルドステロン症があらわれやすくなり、また、低カリウム血症の結果として、ミオパチーがあらわれやすくなる(グリチルリチン酸は尿細管でのカリウム排泄促進作用があるため、血清カリウム値の低下が促進されることが考えられる)]。
(その他の注意)
15.1.臨床使用に基づく情報
本剤には無水ボウショウが含まれているので、治療上食塩制限が必要な患者に継続投与する場合は注意すること。
(取扱い上の注意)
20.1.本剤の品質を保つため、できるだけ湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい所に保管すること。
20.2.開封後は特に湿気を避け、取扱いに注意すること。
20.3.本剤は生薬を原料としているので、色調等が異なることがある。
(保管上の注意)
室温保存。