イチジク浣腸をされちゃった女。お腹痛い~と腹痛を訴えながら糞尿を垂れ流しております。固形のウンコまでしちゃったようですね。
まだ便の性状が一定せず、硬かったり、柔らかかったりの状態であれば、いきんでも出にくい、あるいは硬めの便を少ししただけでやめてしまったり、といった状況があったら浣腸を考慮してください。(「綿棒浣腸」という俗語もあるようですが、綿棒で刺激しても浣腸液を使ったように滑りは良くならず、出る苦しさには変わりありませんよ!)
もし自信のない方は、気軽にご相談下さいね。
硬い便が断続して、繰り返し強くいきんだり、痛そうに泣いたり、排便後に血がついたりするようなことがあったら、早めにご相談下さい。
排便困難時には浣腸や刺激性下剤の座薬を使用し、やむを得ない時には摘便(指で硬くなった便塊をかき出す)も行いつつ、定期的に下剤を服用して便秘の改善を図ります。
治療薬として最も広く用いられているのは腸内の水分を増やす働きのある酸化マグネシウム製剤で、耐性(慣れ)もなく長期に安全に用いることができます。
でも、頑固な慢性の便秘になると、なかなか単独ではスムーズな排便が得られない場合もあります。そのような時に併用されるのが、大腸を刺激してぜん動を亢進させる働きのあるピコスルファート(商品名:ラキソベロン/シンラック)です。
一日一回指示の滴数をコップ一杯程度の水に滴下して服用します。成人に用いる他の刺激性下剤に比べて耐性を生じにくいとされ、必要により滴数の調節をしながら継続することもあります。
さて、これらの治療薬に加えて、令和1年末から2歳以上のお子さんには新しく「モビコール」というお薬が使えるようになりました。主成分はマクロゴールという高分子ポリマーで、簡単に言うとこの成分が一緒に飲用した水分をそのまま腸管から吸収させずにとどめることにより、便中の水分量が投与量に比例して増えて便が柔らかくなるという原理です。
効果も期待でき、そのまま体には取り込まれず排出されてしまうため長期に安全に使用可能で、小児の慢性便秘治療の第一選択薬になっていく可能性があります。
当クリニックでも既にかなりのお子さんに用いていますが、効果も実感でき、治療の選択肢が増えてとても助かっています。
これらの治療の組み合わせにより、なるべく排便時につらい思いをさせず、毎日自然な排便を促して、経過を見ながら年齢とともに解消していくのを待ちましょう。
一旦慢性化した便秘は治療を中断するとすぐに戻ってしまうことも多く、時には数年の治療が必要なこともあります。焦らず、根気よくお付き合いして下さいね。
直腸付近に溜まった便をすっきり排泄したいときに使う浣腸薬。浣腸すると腸の活動性があがるので、お腹が痛くなったり、お腹に溜まったガスが移動してゴロゴロとお腹が鳴ったりしますが、こうしたお腹まわりの現象だけでなく、めまいや吐き気を感じてしまう場合があります。
腹部マッサージ、こより(綿棒)浣腸を試した後、それでも効果がないときに、イチジク浣腸10の半量を使用してください。
[PDF] 特 徴 使用上の注意 してはいけないこと 相談すること ..
便秘薬などで無理に排便しようとすると、腸管が損傷するなどかえって症状を悪化させるリスクがあるため注意してください。便秘が続く場合や、強い腹痛・血便・嘔吐などの症状が見られた際は、早めに医療機関を受診しましょう。
便秘も、初めのうちは便の性状も変化が大きく、しばらく硬めだったかと思うと、一旦柔らかい便が続いたりすることもあります。
そこでついつい「まだ大丈夫かな」と思っていたり、「浣腸には頼らない方がよいと聞いて」とか、「食事や水分摂取を心がけてなんとかでているうちは、なるべく薬には頼りたくない」といった思いで様子を見ているケースが少なくありません。
また、指先等で押せばへこむ粘土のような硬さなので大丈夫と思っていても、握力だけで粘土を握りつぶすのが難しいように、肛門括約筋部で便を細くできずに太い便を苦労して出していることもあります。
そうこうしてるうちにつらい痛みを繰り返し経験すると、便意を催したり硬い便がちょっと出ただけで残りを我慢してしまったり、その結果さらにたまった便が出る時にはもっと痛い思いをするという悪循環になります。
さらに便秘が続いて直腸に便のたまった状態に慣れてしまうと余計に便意を催しにくくなり、慢性化につながってしまうのです。
イチジク浣腸の内容液を誤って飲んでしまった場合、まずは落ち着いて水か牛乳を1杯以上飲ませてください。しばらく安静にしていて、腹痛、悪心・嘔吐など、その他体調に異常がおこったら、すぐ医師に受診してください。
浣腸の副作用に不安がある場合は、無理やり浣腸をする必要はありません。
はげしい腹痛、吐き気・嘔吐、痔出血。 (6) 次の診断を受けた人。 心臓病 ..
腹部に反跳痛などの穿孔のサインがあれば浣腸を中止して、医師に速やかに報告します。
【第2類医薬品】イチジク製薬 イチジク浣腸10 (10g×4個入)
たかが便秘と侮るなかれ…泣き叫び、冷や汗をかくくらいの腹痛を訴えて来院するお子さんも珍しくありません。浣腸で時には信じられないような塊のウンチが出たりして、とたんにけろっと元気に帰っていきます。
でも、それで一安心、とは思ってはいけません。そこまで出なかったのは、実は普段から便秘がちだったのに気づかなかっただけかもしれません。
普段から2~3日に一回しかでない、毎日は出るが兎のようなコロコロしたウンチがちょっとずつ、いつも大泣きをして顔を真っ赤にしていきんでいる、排便時にお尻を痛がり、お尻を拭いたら血がついていた、と言った便秘の相談は日常診療ではありふれたことです。
「お尻の穴にイボのようなものができている」との相談もよくありますが、これは「見張りいぼ」と呼ばれるもので、その下に隠れた部分を広げてみると、しばしば裂創が見つかります。そしてたぶんと思って聞くと、実は前から便秘気味で…という話になります。
「見張りいぼ」は、繰り返し切れた部分の周囲の皮膚が腫れて形成されるもので、慢性の便秘の反映なのです。
今回は、このような辛い思いをすることがないように、乳幼児期の便秘について知っておいてほしいことに触れたいと思います。
(1)発疹などが現れた場合。 (2)2〜3回使用しても排便がない場合。 ..
反跳痛を伴う腹痛があれば直腸穿孔と即座に判断し、医師に速やかに報告します。