疎経活血湯とは 腰から脚にかけての筋肉痛、関節痛、神経痛に使われる漢方薬です。多湿や寒冷などによって悪化するケ.
坂井さんは、65歳以上で脊柱管狭窄症、腰痛、こむらがえりなどで下肢の痛みを訴え、睡眠が障害されている患者80人に疎経活血湯の処方を提案しました。80人の内訳は男性25人(65~90歳)、女性55人(65~93歳)でした。
疎経活血湯の服用回数は、夜間に限らず下肢筋肉の痙攣に伴う痛みや腰痛がある場合には1回2.5gを1日2~3回、夕方以降に痛みがある場合は夕方以降に1日1回2.5gを1週間服用としました。また、服用した患者さんには水分摂取量は1日1000ml以下にしない、冷えを防ぐよう注意を促しました。実際の服用回数別割合は「1日3回食前服用」が76%、「1日2回朝夕食前服用」が3%、「1日1回夕食前服用」が5%、「1日1回就寝前服用」が16%でした。
血(けつ:いわゆる血液)、水(すい:血液以外の体液)の巡りなどを改善するといわれる疎経活血湯は、血に関しては、主に血が不足している「血虚」に適した漢方薬と理解されていますが、血のめぐりが悪い「お血」にも改善効果があると報告されています。さらに水が停滞した「水滞」も改善すると言われています。具体的には体力は中程度の患者での関節痛、腰痛、神経痛、筋肉痛、とりわけ腰から脚などの下半身の痛みに用いられることが多い漢方薬です。
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疎経活血湯は処方名にもあるように、経絡の流れを改善し、血の働きを活発にするという処方。血行を良くして痛みや痺れなどを改善する痺証のファーストチョイスである。 外部から病の原因(風邪(ふうじゃ)・湿邪・寒邪など)が侵入することによって経絡が塞がり痛む場合や、瘀血や血虚で痛む場合に用いられる。
痛みの評価はFace Rating Scale (FRS)と呼ばれる、人の表情イラストで痛みのレベルを0(痛みなし)~5(想像できる最強の痛み)の6段階で表現したものを患者が選ぶことで判定。FRSレベルが1(わずかに痛い)以下となったことを症状改善と定義しました。疎経活血湯の処方前のFRSレベルは全員が3(さらに痛い)以上でした。
◆この処方は四物湯に桃仁・牛膝(ごしつ)を加え、血の巡りを改善する作用を強化したもの。さらに祛風湿薬(風邪や湿邪を追い払う薬)と利水薬(水の偏在を治す薬)が配合される特徴をもつ。
こむらがえりや筋肉の痙攣には、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)が処方されることもあります。ただ、芍薬甘草湯の場合、甘草により心臓などに悪影響を及ぼす低カリウム血症の副作用が起きることがあります。この点は特に高齢者では注意が必要と言われています。疎経活血湯にも甘草は含まれていますが、芍薬甘草湯と比べて含有量も少ないためか、今回疎経活血湯を服用した患者さんでは低カリウム血症になったケースはありませんでした。
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また、坂井さんは「夜中に足がつるため睡眠薬を服用していた患者さんで、疎経活血湯の服用で睡眠薬がいらなくなったほか、副次的に排便コントロールが良くなり便秘薬が削減できたケースもあった」と述べ、高齢者で服用薬剤数の削減にも有効だったことも説明しました。(村上和巳)
さかい薬局グループの薬剤師・坂井美千子さんは、下半身の痛みが睡眠に悪影響を及ぼしている高齢者に、疎経活血湯の処方を提案。
◆風痺(風邪が原因の痛み)は遊走性の痛み。湿痺(湿邪が原因の痛み)は重だるい固定痛。寒痺(寒邪が原因の痛み)は冷えると悪化し、痛みが強いという特徴がある。疎経活血湯は風に加えて寒湿の病邪をも除去して、血行を促進し、血液の栄養を補うことから、言わば痺証のオールマイティ薬。
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主薬で祛風湿の防風(ボウフウ)・防已(ボウイ)・和羗活(ワキョウカツ)・威霊仙(イレイセン)・白芷(ビャクシ)が筋肉や関節の痺れ・痛みを去り、蒼朮(ソウジュツ)・茯苓(ブクリョウ)の利水作用で浮腫を除き、活血化瘀の桃仁(トウニン)・牛膝(ゴシツ)で血行を促進し、祛風湿薬の鎮痛作用を助ける。清熱化湿の竜胆(リュウタン)は消炎・鎮痛に働き、補血行血の四物湯で神経・筋肉を滋養して機能の回復を助け、血行を促進する。また、芍薬・甘草(カンゾウ)が筋肉の痙攣を緩めて、陳皮(チンピ)・生姜(ショウキョウ)・甘草で消化力を強めて他薬の吸収をよくする。
疎経活血湯(そけいかっけつとう)は、ジェーピーエス製薬で取り扱っている漢方処方です。
こうした中、さかい薬局グループの薬剤師・坂井美千子さんは、下半身の痛みが睡眠に悪影響を及ぼしている高齢者に、関節痛や腰痛など主に下半身の痛みの改善に用いられる疎経活血湯(そけいかっけつとう)の処方を提案。その結果から、こうした症状に疎経活血湯が有効であり、高齢者で問題になりがちな多剤併用(ポリファーマシー)の改善にも資する可能性があるとの見解を第11回日本在宅薬学会で発表しました。
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「疎経活血湯」は、血液や水分の通り道の流れをよくし、血液循環や水分代謝を活発にするという意味をもつ名前の漢方薬です。
17種類もの生薬からなる薬で、痛みを散らす生薬や、血液の循環をよくする生薬、余分な水分を取り除く生薬などから構成されています。
主に「血(けつ)」※が不足した「血虚」に対する処方ですが、「血」の巡りが悪くなった「瘀血(おけつ)」や、「水(すい)」※が停滞した「水滞」もあわせて改善し、急性痛から慢性痛まで、幅広く痛みのあるときに使われています。
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腰から脚にかけての筋肉痛、関節痛、神経痛に使われる漢方薬です。多湿や寒冷などによって悪化するケースや瘀血(末梢循環障害)のある方に良いと言われています。筋の「経脈」(血や水の通り道)を疎し(とおし)、血の巡りをよくするというところから名付けられました。
出典は中国・明代の万病回春(マンビョウカイシュン)です
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医療用とされている疎経活血湯としては「ツムラ疎経活血湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は121.50円で1包(2.5g)あたり40.5円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは1093.5円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)
疎経活血湯(そけいかっけつとう)は、腰痛、関節痛、神経痛等を改善します。血液の流れを良くし、痛みを鎮める働きがあります。
今回ご紹介する処方は、疎経活血湯(そけいかっけつとう)です。
本方は、腰痛や坐骨神経痛など、関節痛や筋肉痛、神経痛などの痛みに用いられており、構成生薬は非常に多く、実に17種を数えます。
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その内訳は、当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、地黄(じおう)という四物湯(しもつとう)の構成生薬に駆瘀血作用のある桃仁(とうにん)を加え、利水作用のある蒼朮(そうじゅつ)、茯苓(ぶくりょう)、防已(ぼうい)、牛膝(ごしつ)、威霊仙(いれいせん)、辛温発表薬である羌活(きょうかつ)、生姜(しょうきょう)、白芷(びゃくし)、去風薬である防風(ぼうふう)、清熱薬である竜胆(りゅうたん)、気の巡りをよくする行気薬である陳皮(ちんぴ)や全体を調和させる甘草(かんぞう)が配合されており、「血」を補い、巡らせ、また過剰な「水(湿)」を取り去り、痛みを発散させるといった作用が読み取れます。「疎経」=「経脈を通す」と「活血」=「血を活性化する」というように、処方名がその作用を表しています。