漢方製剤; 総称名:桃核承気湯; 一般名:桃核承気湯; 販売名:ツムラ桃核承気湯エキス顆粒(医療用); 製造会社:ツムラ.


血」は、漢方医学において、病気の原因となる産物だと言われており、現代医学的にはうっ血や微小管循環障害などと推定されますが、その本態についての科学的な証明はできてはいません。漢方では、ぶつけた覚えがないのに痣ができることがあり、その痣を「血斑」と呼び、血の巡りが滞った状態のサインの一つとします。ご婦人では、よくあることかと思うのですが、いかがでしょうか。駆血剤にもいろいろとありますが、本処方は桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)や大黄牡丹皮湯(だいおうぼたんぴとう)などとグループをなすものです。


今回、ご紹介する漢方処方は、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)です。
主に、月経不順や月経困難症、月経前症候群(premenstrual syndrome:PMS)、更年期障害などの婦人科疾患に用いる処方とされています。婦人科疾患に応用される漢方処方は数多くありますが、「気の巡り」を改善する加味逍遙散、「水の巡り」を改善して「冷え」をとる当帰芍薬散などとは違い、「血流の滞り(血:おけつ)」を改善する「駆血薬(くおけつやく)」として働く処方として知られています。

医療用とされている桃核承気湯としては「ツムラ桃核承気湯エキス顆粒(医療用)」が有名です。1日薬価は96.00円で1包(2.5g)あたり32円です。1日3包で30日分処方された場合、3割負担の患者さまでは864円の薬剤費となります。(薬剤費のみの計算です)

「クラシエ」漢方桃核承気湯エキス顆粒 1.2g×24包 【第二類医薬品】

構成生薬は、桃仁(とうにん)、桂皮(けいひ)、大黄(だいおう)、甘草(かんぞう)、芒硝(ぼうしょう)の5つです。処方構成をみますと、大黄、甘草、芒硝からなる「調胃承気湯(ちょういじょうきとう)」に桂皮と桃仁を加えたものであると言えます。この調胃承気湯もまた、大黄と甘草からなる「大黄甘草湯」に芒硝を加えたものと言え、そう考えますと、常習性便秘に応用される大黄甘草湯が基本にあり、さらに下剤としての作用をもつ芒硝が加わった調胃承気湯は一種の下剤であり、桃核承気湯もまた緩下作用をもち、胃腸機能を整える処方であると言えます。また、漢方では「気」が頭の方に登っていくことを「気の上衝(じょうしょう)」といいますが、桂皮と甘草の組み合わせは「上衝する気」を引き下げる作用をもち、のぼせや頭痛、動悸といった症状を鎮めます。

成人の場合、1日合計7.5gを2~3回に分割して食前もしくは食間に、水またはぬるま湯と一緒に内服します。なお用量は年齢・体重・症状により適宜増減します。また万が一飲み忘れてしまった場合は気がついた時点で内服して下さい。ただし次に飲む時間が近い場合は1回飛ばして次の分から再開しましょう。

便秘やのぼせ、イライラなどの症状に使用される漢方薬です。月経周期に関連して増悪するケースや更年期障害の愁訴を目標とします。
便秘に使われる調胃承気湯に桂皮と桃仁を加えたものです。桃仁と桃核は同じ意味で、桃の種子を含む内果皮のことをいいます。承気とは気を廻らすという意味であり、ここでは腸の機能を活発にして排便を促すことを指しています。処方名はこの作用に由来しています。
出典は出典は紀元3世紀頃に張仲景(チョウチュウケイ)によって著された傷寒論(ショウカンロン)です。

本品2包(3.75g)中、下記の割合の桃核承気湯エキス(1/2量)1.5gを含有します。


【第2類医薬品】ツムラ漢方桃核承気湯エキス顆粒 1.875g×20包 ..

のぼせや便秘がちな方のお悩みに効果を発揮する漢方処方。体力のある人向け。
●「桃核承気湯」は、漢方の代表的な駆オ血剤(オ血をとる薬方)です。日頃、丈夫で便秘がち、のぼせが強くて足腰が冷えるような人の場合に使用します。
オ血とは微小血管の血流がわるくなって停滞することを言います。
●体力中等度以上で、のぼせて便秘しがちな方の月経不順、月経痛、月経時や産後の精神不安、便秘、腰痛などに効果があります。

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「桃核承気湯(トウカクジョウキトウ)」は、漢方の活血化オ剤(カッケツカオザイ/オ血をとる薬方)です。オ血とは俗に血の道ともいわれ、微小血管の血流がわるくなり停滞することです。『「クラシエ」漢方桃核承気湯エキス顆粒』は、比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな方の、月経不順、月経困難、便秘、腰痛などに効果があります。

桃核承気湯は比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな方の生理不順や生理痛、生理時や産後の精神不安、高血圧に伴う頭痛・肩こりなどを改善します。

便秘や生理痛、生理に伴う腰痛に用いられる漢方薬です。のぼせやすく、日頃から便秘ぎみの方に適しています。漢方医学では、全身に栄養や熱を運ぶ、生命エネルギーを意味するという概念があります。のめぐりが下腹部で滞ると、下腹部痛や便秘が起こります。また、エネルギーであるが逆流し、頭部に滞るとのぼせやイライラといった症状を引き起こします。桃核承気湯はやをめぐらせることで、生理時のイライラや不安感、生理痛、便秘などの症状を改善していきます。